キャラ設定：リゼット

リゼット：リズのターンなのですー。
今後追加される設定もあるかもですよー。

■名前：リゼット・ヴェルレーヌ

誕生日：８月２９日
出身地：ドイツ・ベルリン
家族：本家に両親と兄、現在は祖父母

母方の祖母（フランス人）が名付け親。
ドイツに移住したルーマニア人を先祖に持つ。

■生い立ち

ドイツ貴族ヴェルレーヌ伯爵の長女。
先祖代々吸血鬼を生み出してきた家系で、８割が吸血鬼として覚醒している一族である。

一族が揃いも揃って奇人変人揃い。
リゼットの両親は放任主義で、家にいる事は殆ど無かった。
６歳頃までは乳母によって、英才教育を施されて育った。

６歳の誕生日の日、突如航空券を握らされてわけも分からないまま日本へ。
「たくましく育って欲しい」との両親の願いらしいが、いきなりの事で本人が分かるはずも無く。
一連の出来事と今までの不満ゆえ、元来素直だった性格はすっかりひね曲がってしまった。

日本に帰化した祖父母によって育てられるが、当初は当然言葉すら分からなかった。
言葉を覚えた直後はまるでレディースのような喋り方だったが、「せめてですますを付けなさい」と祖母の言葉により今の口調に。
当たり前ではあるのかもしれないが、本人は両親より祖父母に懐いているようである。

３年程前、リゼットの因子を嗅ぎつけたエリューションに命を狙われる。
必死に神に祈ったが、助けなど誰も来ない。
半ば命を諦めかけた時、リベリスタにより命を救われる。
自分を助けてくれたのは、神でも悪魔でもなく、ただの人間であった事にリゼットは安堵と怒りを覚えた。

それまでは人間として生きていたが、「神なんてアテにならない」と考えを改める。
それまで付けていたチョーカーを逆十字に変え、自分も吸血鬼として生きる決意を決めた。

■設定

一族に魔女がいた為か、占いが得意。
威力よりも手数を重視した装備を好んで使うが、特に金属製のタロットカードを愛用しているようだ。

非常に身軽で足も速い暗殺者向きの体質。
アーク本部で戦闘訓練を受けて身に付けたものだが、元来の才能もあったのか飲み込みはとてもよかった。

吸血鬼の例に漏れず不老の一族ではあるが、身体年齢を止めるか否かは任意。
（何らかの魔術的儀式が必要らしい）
「もう少し大きくなってからの方がいい」らしく、今のところは外見と実際年齢に大差はない。

■容姿等

ふんわりと巻き癖の付いた長いブロンドに、ヴェルレーヌ家特有の鮮やかな紫の瞳を持つ。
吸血鬼ゆえか強い日差しはあまり好まないらしく、肌は透き通るように白い。

（黙っていれば）人形のように愛らしい容姿。
平均的な少女より少し小柄だが、西洋人ゆえかスタイルは結構いいらしい。

どんなにお転婆でもやっぱり女の子。フリルやレースで飾られた服装を好む。
ただやっぱり動きづらいのか、戦闘時はもう少し簡易的でシンプルな服装を選ぶようだ。

■性格

生意気でひねくれ者。口も悪ければ態度もでかい。
元来女の子らしい素直な部分もあった為か、不思議と相手に嫌な印象は残しづらい。

気が強く、思ったことはとりあえず口と態度に出さないと気が済まない。
幼少期は男の子相手でも殴りに掛かっていたとか。

心の奥底にはまだ年頃の少女らしい部分が残っているらしく、義理人情に厚い。
一度懐いた相手には年相応の笑顔も見せる。
意地っ張りな半面メンタル面が傷つきやすく、隠れて涙することも多い。

■その他設定

甘いものが大好き。ケーキや紅茶が特に好きなようだ。
日本に来て初めて飲んだサイダーで酷い目に合ってから、炭酸飲料は大の苦手。

現在は祖父母と共に３人で暮している。
本国での堅苦しいしつけよりずっと快適に感じているらしい。

close

戸惑い

……言いたくて仕方ないのに、
怖くて、言えないな……。

いつからだったかな、あんまり覚えてない。
気が付いたら、よく分からない気持ちでいっぱいだった。

――本でしか読んだ事が無い気持ち。
胸の中がもやもやして、何だか頭がおかしくなりそう。

これが本当にそうだったとしても、
私が伝えたら、きっと今まで通りの関係には戻れない。

受け止めてくれれば嬉しい。
……でも、拒絶されたら……、どうすればいいのか分からない。
ずっとずっと、この思いを記憶に残して、辛い思いをさせてしまう。

伝えたいのに、伝えるのが怖い。
この関係が壊れて、嫌な思いをさせてしまうくらいなら、
――ずっと、秘密にしておいた方が……、いいのかな。

傷つけたくない。傷つけてしまうくらいなら、
……こんな気持ち、無くていいのかな……。




（ぱたり、と日記を閉じて）

サーシャ：……何やってるんだろう、私。

（がちゃ！）

リゼット：おー、サーシャです。こんな時間に何やってるですかー？

サーシャ：Σえ！？……な、何でもないわ、気にしないでっ。

リゼット：……じゃあ「気にしろ」って顔しないでくれです。

サーシャ：……そんな顔してた？

リゼット：（こくこく

サーシャ：……本当に、何やってるんだろう……、私。

リゼット：そんな暗い顔すんなです。リズより先に設定書いてもらえたくせに生意気ですー！

サーシャ：え。いや、リゼットちゃんも近々書くって……いたた、叩かないで～！

close

キャラ設定：サーシャ

サーシャ：背後さんの覚書に～。
同じ設定のPLさんには許可を頂いてるわ～。

■名前：サーシャ・ワイズマン

誕生日：１月１３日
出身地：アクスヘイム外、既に地図には無い城塞都市
家族：ラシェル（双子の妹）

サーシャ、は一般的に愛称で使われるが、彼女の場合は本名。
苗字で呼ばれるのはあまり好まず、気軽に呼び捨てで呼ばれると喜ぶ。

■生い立ち

元々アクスヘイムの出身ではない。
両親と妹の４人で、今は地図にも載っていない城塞都市に住んでいた。
騎士の家柄の為か裕福で、何不自由なく幼少期を過ごした。

父は大剣の魔法剣士。剣術の腕だけでなく、「賢者」の名の通り優れた魔術師でもあった。
常勝無敗の騎士であり、人間としてもとても強い人であったが、娘達には甘かった様子。
母は竪琴のデモニスタ。職業ゆえ誰からも迫害されていたが、夫だけは例外だった。
厳しくも優しい、姉妹にとって理想の女性だった。そのスタイルは姉妹以上に素晴らしいものだったとか。

８年程前、マスカレイドの軍勢に攻め込まれ、一晩で都市は壊滅。
ラシェルとたった二人生き延びたところを、アクスヘイムから派遣された城砦騎士により保護された。

背中には、刀傷とも火傷とも付かない大きな傷跡が残っており、スカードとして覚醒するきっかけにもなった。
受けた傷こそ違うものの、サーシャもラシェルも「翼があったとして、それを捥ぎ取られたような」傷である。

■設定

武器として愛用しているのは繊細な金細工の施されたハープ。
母の愛用していたもので、１５歳の誕生日に貰う約束をしていた。
その誕生日を待たずに母がこの世を去った為、脱出の際抱えて逃げてきた。形見であり大切な宝物。

幼い頃は病弱で、詩を書いたり音楽を習ったりしながら父親と妹の剣術練習を眺めるのが日課だった。
護身用に妹から剣術を学びだしてからは常人並の体力は身に付いた。
基本おっとりとした性格の為か、運動神経はあまり良い方ではないようだ。

■容姿等

夕日に照らしても変わる事の無い漆黒の髪と瞳、雪のように白い肌を持つ。
ラシェルが外見的損傷が大きかったのに比べ、サーシャは精神的損傷が大きかった様子。

父親が精悍な体つきで大柄だった為か、平均的な少女よりやや身長は高め。
外見は年相応のあどけなさを残すが、母親譲りなのかとても発育の良い体つき。
視力は並だが聴覚は人並み外れており、雨音の音階も聞き分けることが出来る。

背中の傷を隠す為か、肌を露出するのは好まない（水着になっても髪で隠す）。
シスター服のような民族衣装のような、落ち着いたデザインの衣装が私服。

■性格

とてもおっとりとしたお淑やかな性格。生まれてかつて本気で怒ったのはただ一度のみ。
警戒心や人を疑うという事を知らず、冗談でも本気にしてしまう事も。

普段の口調→敬語、信じられる相手には→砕けた口調、なのにも関わらず常に砕けているのは「既に信頼している」から。

例え故郷と両親を奪い、自らの身体に消えぬ傷を残したマスカレイドですら救おうとした。
「悪い人なんていない」と心から信じている。
自分が犠牲になって誰かが救われるなら、二つ返事で犠牲になる事を選ぶ。

自己犠牲というより、元来持つ性格からくるものだが、本人は「ただのエゴでしかない」と思っている。
８年前の事件以来より強く思うようになった。

■その他設定

一見ころころ変わる表情に見えるが、精神的ショックから涙を流すことが出来ない。
泣けないだけで、感情は人並みかそれ以上に豊か。
性格上、本気で怒ることは滅多に無い（冗談半分にむくれたり拗ねたりはする）。

外見の華奢さに似合わず、常人の３～５倍を普通に食べる。
食べる速さも常人より遥かに速い。テーブルマナーは良いのだが、食べ物は手品のように瞬時に消える。
おまけに、いくら食べても（胸以外）サイズが増えないという何とも羨ましい体質。
その為ワイズマン家のエンゲル係数は半端なく、ラシェルの胃痛のネタの一つでもある。

アクスヘイムに来てからは、教会に通って恵まれない孤児達の世話をするのが日課。
食事こそ貰ってはいるものの、基本的に収入は皆無。
現在は自分達を助けてくれた城砦騎士の家から援助を受けつつ、妹と二人で暮らしている。

close

移住完了。

リゼット：せまっ苦しいところですねー（ぼそ

サーシャ：Σいきなり毒吐かないでっ！？

リゼット：だって、リズばっちゃんの家でも自分の部屋あったです。何ででっかいのと同じ部屋で話さないといけないですか（しれっ

サーシャ：後ろの人が二つも部屋（ブログ）管理出来ないだろうから……、ごめんねぇ狭くて。






リゼット：ところでお前誰ですかー？随分みょうちくりんな格好ですがー。

サーシャ：サーシャよ、よろしくねリゼットちゃん。貴方とは別の世界に住んでるわ。

リゼット：……（可哀想な子を見るような目で）。

サーシャ：Σ私「チューニビョウ」とかいうのじゃないからっ……！言いたいことは分かるけど……（汗

リゼット：よくそんな言葉知ってるですねー……。